2019年10月18日金曜日
役に立つ以前
ここでの稽古には合掌行気以前、活元運動以前、等々、「以前」がつく稽古が多い。そもそもが、師匠の提唱するのが「消える整体」だからして、基本、ここでは役に立たない整体を目指している。役に立たないを目指すとは、役に立つ以前を目指すということで、つまりはお百姓さんのいうところの土づくりの部分にあたる。この百年、僕らは、地中からモノを取り出してきては、それらを加工して、役に立つものに変化させ、さらには、ぼくら自身を役に立つ存在に変容させていくことで、豊かさと呼ばれているものを実現させようとしてきたのだけれど、結果として、どんどん土地は痩せて、人も痩せてきてしまったのではないだろうか。いま、「せうそこ」の逆バージョンを考えていてーさっき、思いついたのだけれどー整体を学んだことのある、いろんな分野のプロと呼ばれる人たちに、「いかに整体が役に立たないか」を楽しそうに語ってもらおうという企画なのだけれど、実現可能性はあるかしらね。
2019年10月14日月曜日
2019年10月6日日曜日
浄水器をつくってみた
ツイッターのリツイートで回ってきたペットボトル利用の浄水器というのに目が止まった。ちょうど浄水器のフィルターを交換しなきゃとおもっていたタイミングだったので、一も二もなく一歩を踏み出した。浄水器のフィルタは、結構高価で、どうすれば、消耗品で利益を上げようとするメーカーのビジネスモデル(プリンタもそうですね)から逃れられるか考えていたので、ぴったりの企画。
肝となる浄水器のヘッドは、ダイナミックラボが制作販売をはじめたPBP-01。はじめて3Dプリンタで作られたものを利用する機会となった。売値は送料込み2000円とそれなりなのだけれど、データは公開されているから3Dプリンタにアクセスのある人であれば、自作することができる。
自分で用意するものはペットボトルとホース類、そして活性炭。初期投資は避けられないし、メンテナンスも必要。それでも少しだけ脱アマゾンできたような(もっとも活性炭はアマゾン経由で買った)気がする。
*追記 いざ稼働させてみると、あちこちから水漏れが発生してきたので対応中です (10/8)
肝となる浄水器のヘッドは、ダイナミックラボが制作販売をはじめたPBP-01。はじめて3Dプリンタで作られたものを利用する機会となった。売値は送料込み2000円とそれなりなのだけれど、データは公開されているから3Dプリンタにアクセスのある人であれば、自作することができる。
自分で用意するものはペットボトルとホース類、そして活性炭。初期投資は避けられないし、メンテナンスも必要。それでも少しだけ脱アマゾンできたような(もっとも活性炭はアマゾン経由で買った)気がする。
*追記 いざ稼働させてみると、あちこちから水漏れが発生してきたので対応中です (10/8)
2019年10月2日水曜日
2019年9月30日月曜日
9月の読書
今月は読書月間、だったらしい
北斎漫画、動きの驚異* 藤ひさし・田中聡 河出書房新社 2017
武器としての世論調査* 三春充希 ちくま新書 2019
そろそろ左派は<経済>を語ろう* ブレイディみかこx松尾匡x北田暁大 亜紀書房 2018
流れに抗して* 鶴見俊輔 SURE 2013
私のエッジから観ている風景* 金村詩恩 ぶなのもり 2017
歌仙 一滴の宇宙 * 岡野弘彦・三浦雅士・長谷川櫂 思潮社 2015
秩序なき時代の知性 * 佐藤優+ ポプラ新書 2016
終わりと始まり2.0* 池澤夏樹 朝日新聞出版 2018
はしっこに、馬といる* 河田桟 カディブックス 2015
馬語手帖* 河田桟 カディブックス 2012
沼地のある森を抜けて* 梨木香歩 新潮社 2005
居るのはつらいよ* 東畑開人 医学書院 2019
こんなとき私はどうしてきたか* 中井久夫 医学書院 2007
82年生まれ、キム・ジヨン* チョ・ナムジュ 筑摩書房 2018
ヒョンナムオッパへ* チョ・ナムジュほか 白水社 2019
クルマを捨ててこそ地方は甦る* 藤井聡 PHP新書 2017
インフラ・イノベーション* 藤井聡 育鵬社 2019
最後の頭取* 河谷禎昌 ダイヤモンド社 2019
北斎漫画、動きの驚異* 藤ひさし・田中聡 河出書房新社 2017
武器としての世論調査* 三春充希 ちくま新書 2019
そろそろ左派は<経済>を語ろう* ブレイディみかこx松尾匡x北田暁大 亜紀書房 2018
流れに抗して* 鶴見俊輔 SURE 2013
私のエッジから観ている風景* 金村詩恩 ぶなのもり 2017
歌仙 一滴の宇宙 * 岡野弘彦・三浦雅士・長谷川櫂 思潮社 2015
秩序なき時代の知性 * 佐藤優+ ポプラ新書 2016
終わりと始まり2.0* 池澤夏樹 朝日新聞出版 2018
はしっこに、馬といる* 河田桟 カディブックス 2015
馬語手帖* 河田桟 カディブックス 2012
沼地のある森を抜けて* 梨木香歩 新潮社 2005
ゴリラの森、言葉の海* 山極寿一・小川洋子 新潮社 2019
バルパライソの長い坂をくだる話* 神里雄大 白水社 2018居るのはつらいよ* 東畑開人 医学書院 2019
こんなとき私はどうしてきたか* 中井久夫 医学書院 2007
82年生まれ、キム・ジヨン* チョ・ナムジュ 筑摩書房 2018
ヒョンナムオッパへ* チョ・ナムジュほか 白水社 2019
クルマを捨ててこそ地方は甦る* 藤井聡 PHP新書 2017
インフラ・イノベーション* 藤井聡 育鵬社 2019
最後の頭取* 河谷禎昌 ダイヤモンド社 2019
2019年9月28日土曜日
ゴーヤはとつぜん現れる
グリーンカーテンとして植えたゴーヤの勢いがすごい。地面から雨樋に届くまで伸びてしまったので、紐を横にずーんと張ったら、それをたどってさらに伸び続けている。9月に入ってから身をつけはじめ、すでに10個以上収穫しただろうか。予期せぬ贈りもの。
ゴーヤはいきなり姿を現わす。可愛い赤ちゃんサイズのものが、いきなり収穫できるサイズになって出現する。ちっちゃい頃会った友人の子どもが、いきなり大人になって訪ねてくる、そんな感じの驚きがある。これで採り納めかな〜と思っていても、必ず見落としがあって、何日かたつと、新しいゴーヤを葉の間に発見する。あと五個ぐらいは収穫できそうだ。
ゴーヤはいきなり姿を現わす。可愛い赤ちゃんサイズのものが、いきなり収穫できるサイズになって出現する。ちっちゃい頃会った友人の子どもが、いきなり大人になって訪ねてくる、そんな感じの驚きがある。これで採り納めかな〜と思っていても、必ず見落としがあって、何日かたつと、新しいゴーヤを葉の間に発見する。あと五個ぐらいは収穫できそうだ。
2019年9月26日木曜日
キム・ジヨン
テレビをみないので「嫌韓」番組のことはしらない。ただ本屋に「嫌韓本」が並んでいることは知っているし、そのような本屋からは自然足が遠のく。ツイッターをやっていて面白いなと思うのは、たかだか100人しかフォローしてないのに、その時々のトレンドが虫眼鏡で拡大されるように画面に現れてくるから、へぇー、韓国からの観光客が減ってるんだ、くらいの情報はちゃんと僕の耳にも届いてくる。そんなときほど、韓国に行ってみなきゃと、天邪鬼のぼくは思ってしまうのだけれど、残念ながら予定が立たない。
『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著)を読んでみようと思ったのは、この本の翻訳者である斎藤真理子さんのインタビュー記事「女が勉強してどうなるのか」の時代から『キム・ジヨン』までをネットで見かけたからだ。どういうルートでこの記事にたどりついたかまでは覚えていないのだけれど、この記事を読んだあと、「読んでおくべき本のリスト」にキム・ジヨンは付け加えられた。いつものように図書館にリクエストしてみたら、なんと予約待200件。所蔵冊数も多いから数ヶ月待ちというところか。こうなると俄然買ってでも読むというモードに入ってしまい、本屋に行く機会を待っていた。
一番近所にある大きな本屋さんというと、立命館の学生生協。大学のキャンパスに足を踏み入れることはあまりないのだけれど、街中に行く予定もないので、とりあえずチェックしてみることにした。しかし、キム・ジヨンはみつけられず。その日の夜、仕事から帰ってきて着替えを済ませた連れ合いが、めずらしく「この本読んでみる?」と一冊の本を目の前に差し出してきた。思わず声を上げてしまった。なんと、パソコンの画面で見たことのある顔のない女性の上半身の絵を表紙に使った本がそこにあった。キム・ジヨンである。半年近く前に予約しておいた本が届いたという連絡が図書館からあったので何日か前に取りに行き、もう読み終えたという。
さて、僕などフェミニズムに理解のある男を装っていたとしても、最後に出てくる精神科医レベルなんだろうな、と自戒を込めてコメントしておく。この問題、「性と文化の革命」における父権的制度ともつながっているので、稿を改めて考えてみることにする。
『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著)を読んでみようと思ったのは、この本の翻訳者である斎藤真理子さんのインタビュー記事「女が勉強してどうなるのか」の時代から『キム・ジヨン』までをネットで見かけたからだ。どういうルートでこの記事にたどりついたかまでは覚えていないのだけれど、この記事を読んだあと、「読んでおくべき本のリスト」にキム・ジヨンは付け加えられた。いつものように図書館にリクエストしてみたら、なんと予約待200件。所蔵冊数も多いから数ヶ月待ちというところか。こうなると俄然買ってでも読むというモードに入ってしまい、本屋に行く機会を待っていた。
一番近所にある大きな本屋さんというと、立命館の学生生協。大学のキャンパスに足を踏み入れることはあまりないのだけれど、街中に行く予定もないので、とりあえずチェックしてみることにした。しかし、キム・ジヨンはみつけられず。その日の夜、仕事から帰ってきて着替えを済ませた連れ合いが、めずらしく「この本読んでみる?」と一冊の本を目の前に差し出してきた。思わず声を上げてしまった。なんと、パソコンの画面で見たことのある顔のない女性の上半身の絵を表紙に使った本がそこにあった。キム・ジヨンである。半年近く前に予約しておいた本が届いたという連絡が図書館からあったので何日か前に取りに行き、もう読み終えたという。
さて、僕などフェミニズムに理解のある男を装っていたとしても、最後に出てくる精神科医レベルなんだろうな、と自戒を込めてコメントしておく。この問題、「性と文化の革命」における父権的制度ともつながっているので、稿を改めて考えてみることにする。
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