2020年12月18日金曜日

成田街道

佐倉滞在最後の日。皆出かけてしまったので、僕もお散歩。歴博を目指して家を出たのだが、途中、進路を東に取り成田街道を少し歩いてみることにした。 

佐倉は佐倉城を中心に発展してきた街のようで、高台にある佐倉城から西に伸びる台地の頂上の部分を尾根伝いに古い街並みが続いている。 佐倉宿を東に行けば、酒々井宿を経由して成田に至る。二車線ほどの狭い道路だが、バスも走っていて市民の生活道路といった風。市に記念物として指定された古い商家などもところどころ残っている。順天堂大の始まりとなった、順天堂記念館があり、その隣には小ぶりな順天堂医院などもある。

このまま一時間歩けば酒々井にたどり着くのだが、近くに本佐倉城跡があったことに気づき、進路を北に取る。 ゆるい坂道を下り、隠れ里のような集落を抜けると15世紀にきづかれた本佐倉城跡にたどり着く。城に登ると北に視界がさっと開け、筑波山も遠望できる。往時なら、この近くまで印旛沼が広がっていて、湖を往く舟が見えたのかもしれない。そこから、八幡社、将門口ノ宮神社を経由して帰ってきた。家を出て3時間、途中、蕎麦屋に立ち寄った以外歩き詰め。ほぼ10キロの長い散歩になってしまった。




2020年12月15日火曜日

東奔西走

まだ半月あるけれど、今年を振り返って、どんな四字熟語が当てはまるのか考えてみた。多事多難、紆余曲折、疲労困憊、二重生活…。それぞれの局面でふさわしいものは、あれこれあるが、代表させるとすれば、東奔西走、ということになるのだろうか。なんとか大嵐は乗り切った。ただ、来年に思いをはせると、前途多難という言葉しか思い浮かばない。

 大嵐庵暮らしを吹き飛ばし

2020年12月14日月曜日

白山稽古会2021

来年1月〜3月の白山稽古会の日程が決まりましたあのでお知らせします。

日時 1/9 (土)、2/7 (日)、3/7 (日)         10時〜12時
会費 2000円
会場 白山市松任ふるさと館(JR北陸線松任より徒歩3分)

詳しくは下記URL をご参照ください。

【付記】ふるさと館に隣接する中川一政記念美術館で画伯の書を中心した「正念場ー書を中心に」展が開催されています。nogichi-haruchika.comに中川一政x野口晴哉の対談が掲載されています。

2020年12月13日日曜日

カリキュラム

一対一の個人教授が主たる稽古形態になってしまった等持院稽古場にカリキュラムのようなものは特に存在しない。同じ時期に稽古をはじめる人が複数いたとしても、なにを入り口にするかはその人による。身体教育研究所として、基礎と呼ぶべき事柄、稽古はあるから、最終的には、坐法・臥法といったものは教えることになるけれど、それを必ずしも出発点としているわけではない。三年くらいかけて、ひとりひとりが、ぼくらが基礎としているものにたどり着けばよいくらいに考えている。

いろんなカリキュラムをつくることはできるだろうし、あらかじめシラバスのような形で提示してあげた方が、学びに来るひとたちにとっては親切な場合もある。どこかで書いたと思うのだが、皆が身体というものと一緒に日々暮らしているわけだから、ぼくらの稽古、というか整体は、老若男女、すべての職業人に向けて有効であるし、ある特定のひとたちを対象としたカリキュラムをつくりだすことも可能だ。

昔々、どこかにカリキュラム案をつくったことがあるなと、パソコンの奥をゴソゴソしていたら、出てきました。なんと2002年。対象は二十歳前後の学生で、中味も動法を中心に据えたものだけあって、ちょっと堅苦しい。いまなら、日本文化云々を全面に出すことはためらわれるし、表現も、もう少しソフトなものになるだろうな、とは思う。「蔵出し」として、このブログに挙げておいたので、興味のある方はどうぞ。

「動法」 ー 異文化としての日本的身体技法

2020年12月10日木曜日

忘れてもいいように

片桐ユズルさんの『忘れてもいいように』(アレキサンダー・アライアンス・ジャパン編)が刊行された。私も時々参加させてもらっている「片桐ユズルにきく」の膨大な音源をもとに、若い参加者/編集者が中尾ハジメさんの協力を得て一冊の本に編んでいった。ユズル史でありながら、自分史と照応し、そして、ここ半世紀の時代の空気の変化を片桐ユズルという「輸入業者」を媒介として上手く掬いあげている。近々、等持院稽古場にも置かせてもらう予定です。3千円+税。




2020年11月30日月曜日

11月の読書

 手の倫理 伊藤亜紗 講談社新書メチエ 2020

たしかに今月は本あまり読んでないと思ったけれど、一冊だけとは。でも、この本はおすすめです。

来月のこの欄に載る予定の本たち



2020年11月24日火曜日

やまがあるいたよ

千葉に通うようになって、絵本を毎晩のように読む
これを繰り返しているうちに絵本に目覚めてしまった
どれもこれも、SFっぽくて、シュールで、スケールがでかい
なかでも、長新太の「やまがあるいたよ」のスケール感には唸った

今日、5年前に編んだ父の遺句集をパラパラとめくっていたら、
寝返りをうって見せぬか眠る山 (昧波)
という句が目に飛びこんできた
なんと、山に寝返りを打たそうとしているではないか

絵本と俳句
意外な共通点があった