筆動法。ときどき思い出したように四字熟語辞典を引っ張りだしてくる。言葉を探す。探すというより、辞典を後ろ手で開き、ページをめくり、指で位置を一点定め、そこにある四字熟語を書いてみるという趣向。一昨日の稽古で出てきたもの。「波瀾万丈」「縦横無尽」「精励恪勤」「羽化登仙」。
「波瀾万丈」は私。12月も半ばを過ぎると、一年を振り返るモードに少し入ってくる。波瀾万丈とはちと大げさ過ぎるが、でも、これでもかこれでもかというくらい、事件勃発の一年。年のはじめに「四国巡礼」宣言したことが遥か遠い昔のことのようだ。「縦横無尽」は筆動法初体験のHさん。筆を持つのは小学生のとき以来とかーこういう人は結構多い。はじめてにしては、いい線が出てる。若いくせに(年寄りの口癖ですw)頑固なHさんに縦横無尽さが出てくれば、これはもう鬼に金棒。「精励恪勤」はSさん。これは、「仕事に力を尽くし、怠らないこと。精力を傾注して励むようす」の意とある。「恪」には慎むという意味がありとも。ご自分で納得されていた様子。「羽化登仙」は再高齢のTさん。筆動法の稽古だけにやってくるという不思議な方。でも十年もやっているとT風というのがにじみ出てくる。字面をみて、あれ解脱しちゃうのかしらと、一瞬心配しちゃったが、このカルミはTさんにぴったり。
筆動法の稽古はやっていて楽しい
「順逆」の意味を今更ながら発見!
来年も月1回程度の割合でテーマ稽古として筆動法の稽古は続けます
「順逆」の意味を今更ながら発見!
来年も月1回程度の割合でテーマ稽古として筆動法の稽古は続けます