2012年12月29日土曜日

年の瀬に

「20年前に四国を41日かけて歩きました」
最近大井町稽古場に通いはじめた方の口から飛び出てきた言葉
嗚呼、一年の締めもやはり四国遍路か!
その方、真言宗のお坊さんだから、不思議はないのだけれどね

なんで四国遍路を思い立ったんだろう
年が明けてからの話で、おそらく一年前の今頃はまだ
四国行の気配はまったくなかったはず
謎だな〜
たしかに、還暦の壁というか、稽古の壁にぶつかってたことは間違いないのだけれど

空海って、「超人」というかマッチョなイメージがあって
どちらかというと苦手
真言宗との縁も薄く、高野山に行ったこともなく、川崎大師すら行ったことがない
京都に住んでいた頃、一時期、東寺の近所に仕事場があったくらいか

結局、四国には旅立てず、
主夫生活を経て還暦を迎え、そして稽古復帰、みたいな一年だった
ちょっとだけタイに行ったりして
そうそう、チェンマイで稽古会を企画してくれた方は、
「御大師さまが遣わしてくださった」と意味不明のことを口走っておられましたが

今年一年、ずいぶん長い旅をしてきた
そんな印象
来年こそ四国の土を踏みたいですね