2021年3月30日火曜日

3月の読書

利休の風景* 山本兼一 淡交社 2012
靖国神社の緑の隊長* 半藤一利 幻冬舎 2020
紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている* 佐々涼子 早川書房 2014
心を病んだらいけないの?* 斎藤環・與那覇潤 新潮選書 2020
ノマド* ジェシカ・ブルーダー 春秋社 2018
災害特派員 三浦英之 朝日新聞出版 2021
サッカーと感染症* 岩田健太郎 フットボール批評 2020
車上生活* NHKスペシャル取材班 宝島社 2020
羞恥* チョン・スチャン みすず書房 2018
団地と移民* 安田浩一 角川書店 2019
語り継ぐこの国のかたち* 半藤一利 大和書房 2018

2021年3月28日日曜日

風舞妙韻

ブラジルの田中トシさんから、公演のインターネット配信のお知らせが届いています。ご興味のある方は、どうぞ。

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ご無沙汰いたしました。
いかがお過ごしですか。この度、私と妻のシサ大野が中心となったユニット風舞妙韻の初めてのビデオ公演をインターネット配信する運びになりました。公演場所はンパウロ郊外の活動拠点である「風の家・Casa do Vento」で、この二十年造って来た庭を公開致します。またこの新作はシサが長年温めて来た、自身の俳句と書とダンスを融合するパフォーマンスとしてやっと実現し、一つの大きな節目となりました。どうかご覧いただければ嬉しい限りです。
 田中トシ         

ご案内


































配信開始日本時間  
 3月28日 4:00. 8:00, 20:00
      29日 8:00
  4月4日 4:00. 8:00, 20:00
     5日    8:00

無料

www.linktr.ee/JardimdosVentos ここをクリックしていただくと日本語のボタン三つにつながります
一つはプログラム日本語版で既に開いていますのでご覧ください。
もう一つは日本向け動画配信で配信開始時間から余裕を持って開いていますのでご気軽にご覧ください。
そしてもう一つは公演のご案内でこちらも常時開いておりポルトガル語版の後に日本語版が続いています。

それではどうかお楽しみいただければ幸いです。

ユニット風舞妙韻





2021年3月27日土曜日

活元運動を稽古する

 整体協会イコール活元運動という時代は長く続いたし、実際、そのように考えている人は今も多いだろう。一方、身体教育研究所が活動をはじめ30年を超えるが、活元運動を知らないという稽古場ネイティヴも増えてきた。身体教育研究所以前以後を知る者のひとりとして、両者をつなぐ方法はないものかと長年考え試行錯誤を続けてきた。今年は、ここまでの試みを稽古として提示してみようと思う。稽古場ネイティヴにとっては、活元運動入門となるであろうし、動法内観に不案内な方には、稽古入門となるはずである。 

 【場所】 
 a.等持院稽古場  5/1,2,3  13時〜16時
 b.白山稽古会   5/9. 6/6, 7/4 10時〜12時
 c.墨田区八広    5/16       10時〜16時

 【参加】 整体協会会員であること 

 【内容】 
 1 ふれる カタでふれる  
 2 自他 カタと同調  
 3 集注のかたちとしてのゆがみ  
 4 邪気吐き 動法としての準備運動  
 5 自発と自然 身体集注と精神集注  
 6 相互運動  
 7 ひとりで行う活元運動  
 8 活元操法



石川合同稽古会(4/3-4)最終案内

 第5回目の石川合同稽古会を開催します。今回は初日を金沢稽古場、二日目を白山市松任ふるさと館の二箇所で開催します。金沢稽古場は技術研究員を認定されたばかりの遠藤が開いた文字通りできたての稽古場で、金沢以外の方にはお披露目の稽古会となります。一方、二日目の会場となるふるさと館は、角南が白山稽古会の会場として利用させて頂いている木造の建物で、もし、この場所との出会いがなければ白山稽古会は10年続かなかったと思います。

43日(土) 13時〜18時 於 金沢稽古場 (金沢市子来町55-16)

44日(日) 10時〜15時 於 松任ふるさと館
      北陸線松任駅から徒歩3分

会費 五千円/日

担当 遠藤日向(金沢稽古場)、角南和宏(白山稽古会・等持院稽古場)

*初日の稽古会場を湯涌創作の森から金沢稽古場に変更しました

*駐車場についての情報は白山稽古会のページをご参照ください(3/21追記)

*宿泊の必要な方は、各自手配してください

*初日の稽古終了後、湯涌ツアー(温泉・食事)を企画中です














金沢稽古場内部


(3/9)


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石川合同稽古会を4月3日〜4日に開催します。 回数を重ねて、なんと5回目。 今回は、初日をこれまで会場としてきた湯涌創作の森、二日目を松任ふるさと館でやろうと計画中。 詳細は近日中に発表します。(2/16)

国土焦土化計画

聖火リレーが始まったというニュース。これは日本焦土化計画のはじまりではないのか。オリンピックは意地でもやります、という日本政府のメッセージが発令されたわけだ。一年前、五輪は中止されるだろうという予想を書いたが甘かった。五輪は中止または延期した方がよいという世論にもかかわらず、「五輪をやりました」という実績を欲しているのは、いったいどこの誰なのだ? 「オリンピック開催をコロナ対策に優先します」というメッセージを政府が送ったことになるのは明らかで、これまでは緊急事態宣言に付き合っていたけれど、それならば、こっちも勝手にやりますと国民の側が思っても仕方あるまい。結果として、大きなコロナ第4波の襲来を予想するのは論理的必然となる。五輪は無観客開催となり経済は動かず、いや、より傷み、医療は逼迫し、増えた借金だけが残る。これを国土焦土化計画と呼ばずなんと呼ぼう。オリンピックなんぞもう止めようや。

2021年3月23日火曜日

桜満開

もう月末だ 。

今日はオフ。去年、機会をのがしていた「はちどり」を観にみなみ会館へ。東寺の近くだから、我が家からはだいぶ遠い。それでも、バス30分+徒歩15分。一時間以内にシネコン3館、ミニシアター4館にアクセスできる京都の映画事情はありがたい。14歳の少女が主人公。瑞々しくて痛々しい。こんな映画を撮れる監督、今の日本にはもういないんじゃないか、とあらぬ方向に空想がとぶ。

我が家はこの一年間ずっと緊急事態宣言下。ここまでは、いつなんどき呼び出しがかかっても大丈夫なよう、極力、先のの予定は入れないようにしていたのが、やっと落ち着いた。稽古に関しても、少し先のことが考えられるようになり、あれこれ思案中。東京で5年半ぶりに稽古会をおそらくやる。来週はもう月末3日間の稽古会で、それに続いて石川合同稽古会。ちょっとエンジンかかってきた。 

夕方は買物を兼ねて、平野神社に散歩。桜は満開。



2021年3月22日月曜日

たのまれ講師

ZOOM利用には出遅れているというか、ほとんど使ってない。今回、頼まれ講師として、整体の成長論について話すことになってしまったので、少し準備をすることにした。話の内容以前に、セッティングが難しい。iPadをテーブルの上に置いて話すと、目線が下を向きすぎるとダメ出しされた。しかたなく本を積み上げて高さを出し、それをスキャン用に買ったスマホスタンドで垂直に向けるという綱渡り。更に、天井灯だと背景になる額縁に光が反射してしまうので、床に灯りをいくつか置いて間接照明にした。それだと手元が暗くなるので、スタンドをもうひとつといった具合で、テーブル周りはかなりカオスな状態。

話自体はまずまず順調。異文化教育から整体に至った道筋をちゃんと話せた気がするし、教育としての整体というものを育児論を通して話せた気がする。毎月、孫たちと付き合っているおかげですね。結局、一時間以上、あまりつっかえることなく喋りづめ。録音しておけばよかった。

質疑応答のなかで、着物の話が出てきたので、ちゃんと着物を着たときに出てきた感覚について話したのだけれど、このことは、以前書いたぞと思いつつ、終わってからパソコンのなかを手繰っていったら、2003年の「大人の気分」という文章だった。蔵出ししておいたので、興味のある方はどうぞ。洋服だとガキの気分から抜け出せなくて、なんで着物を着たら大人の気分になったのか。当時は、うまく説明できなかったのだけれど、いまならサラッといえる。先人とのつながりを感じられるからと。

2021年3月21日日曜日

安達嶽南回顧展

安達嶽南氏の回顧展が3月24日〜28日、京都市京セラ美術館で開催されるそうです。 

 リンク ことしるべ(京都新聞)