2015年7月11日土曜日

初盆

東京式で新盆を迎えることになった
明日、お坊さんが来てくれる
7月のお盆に戸惑いはあるが、来てくださるのが東京のお寺さん
それで、こういう日程になった
神奈川というところは、7月のお盆と8月のお盆が混在している地域のようで、
スーパーにもお盆コーナーができている
提灯がどうとか、御膳がどうとか、昔からのしきたりはあるようだが、
お坊さんがお経を読みに来てくれるのが一番の供養と、
あまり、風習に拘泥するつもりもない

父のところから持ち帰った大きなご本尊を掛けてみた
ただ、これまで掛けられているのをみたことがない
保存状態も良いとはいえず、破れも目立つ
大正3年と書かれているから、百年前のものだ
曽祖父が当時の偉いお坊さんから頂いたらしい掛軸
縁というのは不思議なもので、そのお坊さんが最後に住職を務めていたのが、
明日来てくれるお寺さんなのだ

2015年7月3日金曜日

海街diary

金沢フォーラスで映画を観る習慣を復活させた
鎌倉が舞台の「海街diary」
予備知識なしに観たのだが、とてもよかった
古い家屋が主役といえなくもない
四姉妹それぞれ素敵だったが、母親役で出てきた大竹しのぶの凄さに感銘を受ける
メーキングビデオを見つけたので貼り付けておきます
本編を観てからの方がよいです



2015年7月2日木曜日

宿よ宿よ

京都三日間の稽古会がとても良かったので
毎月通うべしと、旅行サイトで宿を確保しようとしたら
デキナイ

いざ継続的に通おうとすると、
宿の確保が一番のハードルになりそうだ
宿泊費そのものも値上がっている

どうやら外国人観光客と競合しているらしい
JTBが月別の統計を出していたので、ここ三年間の3月の外国人観光客数推移を見てみる
http://www.tourism.jp/statistics/inbound/

  外国人観光客数 前年比 ドル/円
2013年3月 85万人  +25%    94円
2014年3月  105万人   +23%  102円
2015年3月  152万人   +44%  120円 

二年前に比べると、なんと70%以上増えている
これは全国の数字で、このうちの10%の人たちが京都を訪れているらしい
観光客数の増加のきっかけはビザ取得資格の緩和といった政策的なものもあるし、
これも、政策的と言えるが、円安
二年前と比べても、ドルベースで25%以上日本の物価は安くなっている
それが宿代を引き上げることにつながっている

宿の確保が難しくなったのは毎月通っている金沢がそうで、
こっちは、北陸新幹線開通とともに、日本人旅行者と外国人観光客の両方が増え、
空前の観光ブーム
これは、地元の旅行産業にとっては福音なのだが、
私にしてみれば、とばっちりを受けている感じなのだ
歓迎すべき観光客がライバルとは...

さてどうしよう

2015年7月1日水曜日

京都へ

白山稽古会から京都に移動
毎月末三日間行われている京都稽古会に参加してきた
前回来たのは、なんと2012年の10月のことで、ほぼ3年ぶりのことになる

はたして三日間体力は保つのか?
というのが課題だったが、夜の男組特訓を含めフル参加
半歩前進ですね

久しぶりに会う顔も多く、
変わらないねと言われたり、爺さんになったねと言われたり、
とにかく付き合いの長い人が多いから
まずは、お互い生き延びていることを喜び合う

皆さんすごいよね
この稽古会が始まって、四半世紀が経つはずだけれど、
初期メンバーの多くが、25年間通い続けている
若い男性諸君が多いのも心強い

とりもなおさず、それだけの魅力があるということで、
いつかアリ先生が、
継続して稽古しているひとたちの半数は、
ダン先生はいったいどこへ向かおうとしているのか、
私たちを何処に連れて行こうとしているのか、
半ば観客のように、半ば保護者のように見つめながら、
稽古につきあっているのではないか
という説(かなり意訳してる気がするが)を述べていたが、
私自身そんな感じで、言葉を変えれば、毒食わば皿までの世界

こうして、稽古経験の総和が次世代に繋がる力となる

2015年6月27日土曜日

6月の読書

バウルの歌を探しに 川内有緖 幻冬舎文庫 2015
暴走する「地球温暖化」論* 薬師院仁志他 文藝春秋 2007
江戸の教育力* 高橋敏 ちくま新書 2007
住宅地図と最新ネット地図の秘密* 内田宗治 実業之日本社 2014
日本人だけが知らない「ニッポン」の観光地* 水津陽子 日経BP社 2014
近代の呪い* 渡辺京二 平凡社新書 2013
ぐう~の音* 太田垣晴子 文藝春秋 2008
独居老人スタイル* 都築響一 筑摩書房 2013
ぼくらの民主主義なんだぜ 高橋源一郎 朝日新書 2015
ほんとうの日蓮 島田裕巳 中公新書ラクレ 2015
本当は日本が大好きな中国人 福島香織 朝日新書 2015
ダライ・ラマ自伝 ダライ・ラマ 文藝春秋 1991
奇跡の生還へ導く人* ジョン・ガイガー 新潮社 2010
「あまちゃん」はなぜ面白かったか?* 小林信彦 文藝春秋 2014
映画x東京とっておき雑学ノート* 小林信彦 文藝春秋 2008
映画の話が多くなって* 小林信彦 文藝春秋 2013
非常事態の中の愉しみ* 小林信彦 文藝春秋 2012

2015年6月7日日曜日

前にすすむ 4 − swingby

前に進むといいながら、後ろ向きの話ばかりしているではないかと言われるかもしれないが、「いやこれでも前に進んでいるのです」と言う他ない。これまで関わっていたものから離れていく動きはいまだ続いていて、ひたすら「ゼロ地点」に向かっている感じなのだ。なまじ、この動きに逆らって、あたらしい関わりを希求しない方が、自然におもえるのだ。屁理屈を付け足せば、ゼロ地点に向かっているというより、宇宙旅行で使われる、スウィングバイ地点に向かっているといった方が良いのかもしれない。つまり、次なる遠距離旅行に向かって加速する一点だ。

家の片付けは「遅々として」という形容詞付きながら進んでいる。モノを減らすというのは、次なる移動に向けての準備でもあるわけだが、モノが減ってくると、空間の快適性はまちがいなく増す。つまり居心地がよくなってきて、移動へのモティベーションは減じてくる。面白いものですね。

ずいぶん昔の話だけど、ある連れ合いを亡くして間がない女性と会ったとき、彼女の輪郭、ことに表情がフワフワと揺らいでいて不思議に思った記憶がある。後になって、人の輪郭というのも、ある安定した関係性のなかで定まるもので、人生の過渡期にあって、それは不定位化するのだということに気づかされた。今、私に起こっている事象も同様なのだ、きっと。

前稿で「失せもの現れず」などと書いたせいか、クレジットカードを失くしてしまった。梅雨って、忘れ物が多くなる季節ではあるのだが、これまでの例だと、大概出てくる。数年前、整体協会の会員証を2回続けて落っことしたことがあり、警察から事務局に連絡が行って恥ずかしい思いをしたことがある。が、今回は出てきませんでした。今、再発行の手続き中。

2015年5月31日日曜日

前にすすむ 3 ー 凶

先週二年ぶりに鎌倉に出掛けてきた
Tさんが指定してきたのは、お洒落なオープンカフェ
約束の時間より少しだけ早く着いたので、
入口の見える席に陣取って待つことにした
しばらくして、見覚えのある顔が入ってきたーTさんの娘
ずいぶん会ってないが、この春、高校生になったことは伝え聞いている
ほどなくTさんも現れ、Tさん、Kちゃんと三人でひとつのテーブルを囲んだ
制服姿のKちゃんを見られるとは...
なまじ赤ちゃんの頃から知ってるから、なんだか余計に気恥ずかしい
家族の誰よりもしっかりしてる子だったから、
普通の高校生の格好をしているというだけで嬉しい
ところで、このお店のシラスピザは美味かった

元気をもらった勢いで江ノ島まで足を伸ばすことにした
江ノ島は三年ぶり、江ノ電に至っては乗るの十年以上ぶりだ
午後の遅い時間だったから、帰途に着く人の流れに逆らうように参道入口にたどり着く
タコ煎餅に齧りつく姿を自撮りする若い中国人観光客を横目に参道を登り江島神社にお参りする
そうだ、前回妻と来た時におみくじ引いたなと
百円玉一枚放り込み、おみくじをひとつ
凶!
だいたいが僕は中吉、小吉の人だから、これまで凶を引き当てた記憶がない
失せもの戻らず、待ち人も来ずとないないずくし
何も期待せずいまを粛々と誠実に生きよ
まったく心憎いくらいぴったりではないか

思い出の場所を訪ねる
不在を確かめるために