先月上京した折に、神里雄大の「バルパライソの長い坂をくだる話」を観る機会を得た。
予備知識なしで臨んだのだけれど、まず、神里というひとは詩人なのだと思った。詩人なのに、自分でその声を直接聴衆に届けるのではなく、役者のからだを通して、その声を届けようとしている。詩人のテキストはスペイン語に翻訳され、アルゼンチン人の役者によって発語される。もともとの日本語テキストは英語訳と一緒に字幕としてステージの上部に投影される。聴衆の僕が見ているのは、舞台の上の役者の動き、聞いているのは役者が発語するスペイン語のテキスト。同時に、日本語の字幕にも目をやる。女優は舞台の端の車の中にいて前を見ているが、いっこうに声を発する様子がないので、彼女の動向からも目が離せない。ずいぶんと聴衆に負荷を強いる構成になっている。五感をばらばらに働かせている隙間からなにかが伝わってくる。
二年前、この劇が京都で作られているとき、俳優のなかの二人が、時間をみつけて僕のところに稽古に来ていた。ただ、肝腎の公演時、ぼくは韓国に出かけていて、本番を見ることができなかったから、二年経って、ようやく役者としての二人を見ることができたのだった。なぜ、かれらが等持院に?と不思議に思うひともいるかもしれないけれど、サンパウロと京都の間に整体ルートというのがあって、ここ何年か人が行き来している。20年前、本部稽古場での稽古仲間であった田中俊行さんが日系の奥さんと一緒にサンパウロに移住したことにたどり着く。移住して何年かのち、田中さんはサンパウロの大学で動法を教えはじめる。(→ PUC訪問記2013)そのクラスにいたのが、今回の神里さんの芝居に出ているEduarudo Fukushimaで、Marina SarmientoはEduはその役者仲間。日本〜ブラジル〜アルゼンチン〜日本と大きなループが形成されるようになったのは不思議だ。
余談だけれど、バルパライソという地名のひびきは好きですね。チリ中部にある港町だそうです。
2019年8月30日金曜日
2019年8月21日水曜日
カルカソンヌ
■ある本を読んで、そこに引用されていた本に移動するというのは、僕にとっての普通の読書スタイル。でも、ある本を読んで、そこからボードゲームに移るという経験はあまりしたことがない。■このところ、カルカソンヌというボードゲームをやっている。道を繋げ、草原を広げ、都市をつるくという単純なゲームなのだけれど、奥さんとふたりでやていると、あっという間に小一時間が過ぎてしまう。道が繋がり、街が出来上がっていく様を見るのが楽しい。一応、勝敗はあるのだけれど、やっているうちに、どれだけ美しい風景を生み出すかに焦点が移っていって、勝負のことは忘れている。ゆるい集注でゲームが進んでいくというのもあるけれど、終わったあと、草臥れない。■このゲームにたどり着く前に読んだのが、『知性は死なない』(與那覇潤 文藝春秋)という本。「気鋭の学者が鬱になり、その鬱と向き合うこで変わっていった過程の記録」とでもまとめられるのかもしれないが、それだとまとめにも紹介にもならない。不思議な読後感の本だった。当事者性と知性のありようについて真摯に語られている本である。この中で、著者が通ったデイケアで遊ばれていたゲームとして、このカリカソンヌが紹介されていた。やっと得点のルールを理解してきた段階なのだけれど、奥が深そうだ。これで三人四人とプレイヤーが増えていくと二人で遊ぶのとは違った姿を現してきそうな予感もある。
2019年8月13日火曜日
When I Was Most Beautiful
わたしたちの「性と文化の革命」の会
ハジメさん現れず、「ユズルにきく会」的展開
話題は中川五郎からピート・シーガーに転じ、茨木のり子さんの
「わたしが一番きれいだったとき」をユズルさんが英訳し、
それにピート・シーガーが曲にして歌ったという、
「ユズルにきく」でも聞いたことのない話が出てきた
ネットで検索すると、このことに触れているいくつかのブログに行き当たり、
音源も見つかった
なんだ、知らなかったのは、ぼくくらいだったのか
・幻泉館日録
https://gensenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-04-07
・音楽は出会った時が"その時"です
https://ameblo.jp/msmsmyrecord/entry-12245549697.html
ハジメさん現れず、「ユズルにきく会」的展開
話題は中川五郎からピート・シーガーに転じ、茨木のり子さんの
「わたしが一番きれいだったとき」をユズルさんが英訳し、
それにピート・シーガーが曲にして歌ったという、
「ユズルにきく」でも聞いたことのない話が出てきた
ネットで検索すると、このことに触れているいくつかのブログに行き当たり、
音源も見つかった
なんだ、知らなかったのは、ぼくくらいだったのか
・幻泉館日録
https://gensenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-04-07
・音楽は出会った時が"その時"です
https://ameblo.jp/msmsmyrecord/entry-12245549697.html
2019年8月8日木曜日
糸魚川
合同稽古会を終えて金沢から糸魚川に移動
稽古仲間の縄文人見習いこと山田修さんを訪ねる
お世話になるのもこれで3度目
なんだか実家に帰って来たような気分になるのが不思議だ
荷を解くや、早速、温泉に向かう
車30分圏内に温泉が五つあるという
この日は笹倉温泉
2日目、懸案のスキンダイビングの手ほどきをお願いする
マスクにシュノーケルを付けて海に入る
水に浮いて水中を覗き込むだけで別世界が広がる
もとより泳ぎは苦手で、というか40の歳までカナヅチだった
40の手習いで始めたスイミングスクール通いのおかげで多少泳げるようになったとはいえ、
それはプールでの話で、うねりのある海は怖くてしかたがない
関東にいたころの話
一度だけ、水深5メートルのダイビングプールに連れていってもらったことがある
友人の指示どおり潜水を試みるのだが、何度やっても潜れない
挫折感とともに引き揚げてきた
そしてようやく再挑戦の機会が巡ってきた
しかも海で
どういう訳か、水平の状態から頭を降ろそうとすると、
足もいっしょに降りてきて、体がV字型に折れてしまう
これでは潜れない
何度か試みているうちに、上半身だけが沈んで、体が折れない状態で前に進んでいった
どうやら潜れたらしい
さらに何度か試みて、その動きを再現できることを確認したところで終了
60の手習いはスキンダイビングだな
海から上がり、温泉に直行ー今度は姫川温泉瘡ノ湯
塩水と汗を流したあと、そのまま糸魚川駅まで送ってもらう
稽古合宿、海遊び、温泉という豪華三点セットの夏の陣もこれにて終了
灼熱の京都に帰ってきた
稽古仲間の縄文人見習いこと山田修さんを訪ねる
お世話になるのもこれで3度目
なんだか実家に帰って来たような気分になるのが不思議だ
荷を解くや、早速、温泉に向かう
車30分圏内に温泉が五つあるという
この日は笹倉温泉
2日目、懸案のスキンダイビングの手ほどきをお願いする
マスクにシュノーケルを付けて海に入る
水に浮いて水中を覗き込むだけで別世界が広がる
もとより泳ぎは苦手で、というか40の歳までカナヅチだった
40の手習いで始めたスイミングスクール通いのおかげで多少泳げるようになったとはいえ、
それはプールでの話で、うねりのある海は怖くてしかたがない
関東にいたころの話
一度だけ、水深5メートルのダイビングプールに連れていってもらったことがある
友人の指示どおり潜水を試みるのだが、何度やっても潜れない
挫折感とともに引き揚げてきた
そしてようやく再挑戦の機会が巡ってきた
しかも海で
どういう訳か、水平の状態から頭を降ろそうとすると、
足もいっしょに降りてきて、体がV字型に折れてしまう
これでは潜れない
何度か試みているうちに、上半身だけが沈んで、体が折れない状態で前に進んでいった
どうやら潜れたらしい
さらに何度か試みて、その動きを再現できることを確認したところで終了
60の手習いはスキンダイビングだな
海から上がり、温泉に直行ー今度は姫川温泉瘡ノ湯
塩水と汗を流したあと、そのまま糸魚川駅まで送ってもらう
稽古合宿、海遊び、温泉という豪華三点セットの夏の陣もこれにて終了
灼熱の京都に帰ってきた
2019年8月7日水曜日
2019年8月2日金曜日
石川合同稽古会・公開講話(最終販)
石川合同稽古会の申し込みは締め切りました
7/22現在、参加者申込数は約20名で、宿泊される方も約10名いらっしゃいます
初日8/4の公開講話は引き続き申し込み可能です
公開講話は未会員の方も参加できます
参加希望の方は、遠藤または角南まで申し込んでください
以下、参加される方への事務連絡です
担当者にとっても不慣れな会場なので、皆様のご協力をお願いいたします
当日に向け、細かな変更等もあると思われますので、時折、このページをチェックしてくださるようお願いいたします
【アクセス】
・金沢駅から北鉄バス12系統湯涌温泉行き「創作の森」下車徒歩8分
・金沢駅発 11:11 11:56
・駐車は敷地内、どこに駐めても大丈夫です
【受付】
・受付は8/4 12時30分より行います
・参加費及び宿泊費を一括してお支払いください
【宿泊される方へ】
・大部屋(男女別)での雑魚寝となります
・アニメティ類は一切ありませんので、寝間着、タオル類は各自ご持参ください
・夕食は初日の稽古終了後、車に分乗して近隣のレストランに行く予定です
・自炊も可能です ただし、食器、調理器具は持ち込みとなります
・翌日の朝食は、参加者で分担してつくる予定です
・門限があります 22時以降、施設への出入りはできなくなります
7/22現在、参加者申込数は約20名で、宿泊される方も約10名いらっしゃいます
初日8/4の公開講話は引き続き申し込み可能です
公開講話は未会員の方も参加できます
参加希望の方は、遠藤または角南まで申し込んでください
以下、参加される方への事務連絡です
担当者にとっても不慣れな会場なので、皆様のご協力をお願いいたします
当日に向け、細かな変更等もあると思われますので、時折、このページをチェックしてくださるようお願いいたします
【アクセス】
・金沢駅から北鉄バス12系統湯涌温泉行き「創作の森」下車徒歩8分
・金沢駅発 11:11 11:56
・駐車は敷地内、どこに駐めても大丈夫です
【受付】
・受付は8/4 12時30分より行います
・参加費及び宿泊費を一括してお支払いください
【宿泊される方へ】
・大部屋(男女別)での雑魚寝となります
・アニメティ類は一切ありませんので、寝間着、タオル類は各自ご持参ください
・夕食は初日の稽古終了後、車に分乗して近隣のレストランに行く予定です
・自炊も可能です ただし、食器、調理器具は持ち込みとなります
・翌日の朝食は、参加者で分担してつくる予定です
・門限があります 22時以降、施設への出入りはできなくなります
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