2021年12月6日月曜日
源氏物語読み合わせの会
2021年12月4日土曜日
水掛論
この点、体癖論は、人と人は理解し合えないという前提で組み立てられている。体癖論というのは感受性の方向によって形づくられた個人を10種に分けたものである。人間は当然のことだけど、自分を標準に物事を判断するし、その判断が普遍的なものだと信じている。たしかに、そう思えないと人間生きていけない。ところが、体癖論ではその標準を10本設定している。言い換えれば、人類全部で共有できる標準とか普遍性を出発点としていない。真逆のリアリズムから出発している。もちろんその前に、みんな生きているという大前提があるのだけれど。
体癖論が形成されていく最初期、この類型を、あの人はキリン型とか、あの人はアライグマ型とか動物に喩えたこともあったらしい。キリンとアライグマはお互いに理解しあえるか、という大問題。実際のところ、動物園にでも行かない限り、キリンとアライグマという異種が同居することはない。ところが、人間は同じ種として同居している。ここが実に厄介なところでもあり、また面白いところでもある。
環世界という考え方が生物学にある。ユクスキュルという生物哲学者が提唱したもので、「すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きている」というものらしい。それはそうだ、動物ごとに見えている世界は違い、生きている世界も違うだろう。体癖論もこれに近い。問題は、人間の方は、みんな同じ世界に生きていると信じている。あるいは社会的に形成された一律の標準に沿って生きなければいけないと信じ込まされてる。
整体論の醍醐味は、この、もともと理解不能な人間同士が、どのように同調し得るのか、どのように自らを閉じ込めている体癖世界を乗り越えられるかを追求しているところにある。この自他のズレ〜ズレというには大きすぎたり、時間的に隔絶しすぎたりするのだけれど〜を愉しむ能力を育てようというのが整体の世界なのです。ある意味面倒くさい世界。でも、面倒くさいなんて言ってたら生きていけない。
なぜ、水掛論について考えはじめたのか?
日々悩まされているからです。
2021年11月30日火曜日
2021年11月26日金曜日
ネット記事から
2021年11月22日月曜日
源氏物語
2021年11月12日金曜日
石川合同稽古会(第7回)
石川合同稽古会も7回目となります。
今回は、再び湯涌創作の森が会場となります。
参加ご希望の方は担当者までご連絡ください。
その際、参加希望日、宿泊の要不要をお伝え下さい。
角南 dohokids@gmail.com 075-465-3138
2021年11月1日月曜日
QRP
アマチュア無線用語でQRPというのがある。送信出力を絞ることを意味していて、どれだけ小さな出力で、どれだけ遠くの人と交信できるかを競う。既成の高性能高出力の機器で遠くの人と話せるのは当然のことで面白くない。僕はこのQRPというのが大好きで、自作した小出力の電信専用の送信機で深夜、海外の友を求めて電波の世界に遊んでいた。もっぱら使っていたのは、電離層の反射を利用して遠くと通信できる短波帯。フェージングという作用の影響で受信レベルが高くなったり低くなったり、聴こえてくるモールス信号の音程も揺らぐ。
二十代に入り、実際に自分の脚で旅するようになってから、アマチュア無線への関心はピタリと止み、以後、再開することもなかった。今に繋がっているものとすれば、電波のように目に見えないものへのロマンであったり、未知の土地への好奇心であったということになる。全然、工学系ではなかったな。ミニマリストの素養は昔からあったわけだ。

